Case6.美容鍼で縦に小顔になることはあるの(2)?

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50代女性 ミサ様

※当院の小顔比較写真は、鼻先~目頭の長さを同じにし、比較写真を作っております。お顔の縦幅・横幅等の加工・編集は一切無いことをお約束致します。(明るさ調整はあり)
※お客様の了解を得たお写真のみ、掲載しております。お客様の許可無くネットにお写真を掲載することはございません。

施術期間・回数 3回/2ケ月
施術コース 小顔美容鍼+プラズマ肌・毛穴洗浄+全身施術(100分)
体重増減 特に無し

Q:美容鍼で縦に小顔になることはあるの?
A:あります!
(骨が縮むことはありませんが、顎の骨が上に詰まることがあります。)

お写真のお客様は、最近、お顔が縦長になった気がすること、頭痛が良く起こることがお悩みでご来院されました。

ご年齢が高くなると、どうしてもお顔が下に長くなってしまいます。つまり、お顔が長いほど、年齢をかんじさせてしまうお顔に見えてしまいます。でも大丈夫!ご年齢が高いほうが、縦の小顔効果もより大きく表れるんです!

毎回の写真変化を見ると、だんだんと縦幅が小さくなっているのがわかります!


お顔が長くなってしまうのは、3つの原因があります。

  1. 骨格…美容鍼では対処はできません。(美容整形で骨を削るなどしか方法はありません。)
  2. 顎の骨が下に落ちている(顎が下に落ちると物理的に~1.5cm程度長くなることがあります。)…美容鍼や美容灸で咬筋(エラの筋肉)を柔らかくすると顎が上に詰まることがあります。
    ※縦にお顔が長くなる症状は、ご年齢が高くなるほど起こりやすくなります。(よく、「歳をとると鼻の下が伸びる」と言うのはこのためです。)
  3. 頬のたるみ(頬がたるむと顔の面積が縦長になるので長く見えます)…筋膜を釣り上げる当院の美容鍼であれば、たるみを上に引き上げ縦長⇒▽顔に近づくことがあります。
年齢と縦長顔の関係について詳しく知る
<年齢と縦長顔について>
年齢が高くなると、お肌・筋肉・脂肪ともに新陳代謝が悪くなり、筋膜は伸びてたるみに繋がり、頭蓋骨の中で唯一、筋肉(咬筋)で固定されいる顎の骨は、筋肉がむくんで大きくなってしまうことで、顎の骨が下に落ちて面長なお顔になってしまいます
こういった理由から、年齢が高くなるほど縦長顔になりがちになります。
でもご心配無く!それだけに縦に小顔になる効果も大きくでる可能性があります!!

それでは、毎回の美容鍼の本数・太さ・施術内容を詳しくご説明していきましょう。

1回目:美容鍼が初めてなので、まずは1番細い鍼からお試し

美容鍼の太さ・本数:細鍼×60本

施術内容(美容鍼):顎が下に落ちる原因になっている、咬筋(エラの筋肉)をメインに、多くの美容鍼を刺し+美容灸も行い、+小顔矯正(手技によるむくみとり)でしっかりとむくみをとります。

施術内容(身体):お身体の状態をみると首・肩甲骨、デコルテのコリがとても強いことが分かり、まずは、軽い鍼刺激と筋膜リリースから始めました

詳しい身体の施術内容を見る
<身体の施術内容(詳細)>
頭痛の症状が多いということで、いきなりの強い刺激をすると、血行がグンと高まり偏頭痛などの症状をおこしてはいけないので、まずは鍼に慣れて頂くために首・肩・肩甲骨への浅い鍼で様子をみてみました。
人の身体は複雑で、血行が良くなれば全てがOKというわけではありません。血行が良くなり過ぎると、偏頭痛を誘発してしまうこともあります。だから、問診をしっかりと行い、鍼の刺激を高めすぎないことも大切です。
※偏頭痛は血行の脈拍が神経を刺激して、頭痛になる症状です。

結果:細鍼で美容鍼の本数も少なかったですが、小顔矯正をしっかりと行ったこともあり、一回でだいぶんフェイスラインもすっきりし、縦にも小顔になりました。しかし、まだまだ縦に小顔に詰まる可能性はあります!


2回目:中鍼(2番目に太い鍼)をメインにして小顔効果を高めていきます

施術間隔:前回より2週間後

美容鍼の太さ・本数:中鍼×60本+細鍼×30本

施術内容(身体):お身体の状態をみると首・肩甲骨、デコルテのコリがとても強いことが分かり、まずは、軽い鍼刺激と筋膜リリースから始めました

施術内容(美容鍼):美容鍼のメインを中鍼にし、 咬筋の血行をグンと良くして顎が縦に詰まる効果を引き出します。

結果:中鍼をメインにしたため、咬筋が緩み顎が上に詰まり縦の小顔効果が高くなりました。
ただし、縦に小顔になるとどうしても頬の肉が余り気味になり、丸顔気味になります。(一般的に、縦長のほうが年齢を感じさせ、丸顔のほうが若々しく・可愛らしく見えると言われています。)


3回目:美容鍼のすべてを太鍼メインにして更なる効果を引き出します

施術間隔:前回より3週間後

美容鍼の太さ・本数:中鍼×20本+太鍼×60本

施術内容(美容鍼): 美容鍼のメインを太鍼にして縦の小顔効果の即効性&持続性を高めます。 また、施術後に「ぷっくり感」を出難くするように小顔矯正を念入りに行いました。

詳しい美容鍼施術内容を見る
<美容鍼の施術内容(詳細)>
太鍼の痛みも大丈夫!とのことでしたので、全体の美容鍼を太鍼にして施術を行いました。
中鍼は細鍼の1.8倍、太鍼は中鍼の1.5倍の面積があります。
当院ではたるみ改善を狙って、頬の部分に特殊な打ち方で美容鍼を刺鍼して、筋膜を釣り上げますが、そのときの筋膜を釣り上げる量が、細鍼と太鍼では全く異なります。
(BeforeAfter写真を見ると、鍼の太さが変わる度に、頬のたるみも上がっているのが分かります。) ですので、たるみでお悩みの方は、是非、なるべく太鍼への早期段階でのステップをおススメしています。

結果:少し施術後のぷっくり感はでていますが、太鍼の刺激もあって、更に咬筋(エラの筋肉)が緩んで縦に小顔になりました。
ミサ様ご本にも、思っていた以上に(縦に)小顔になられ、若々しいお顔になられたのと、咬筋が緩んでから頭痛の回数も減ったと喜ばれています!!

※咬筋と頭痛の関係は、当院も意図したことではなかったのですが、咬筋の部分を太い血管が通っているので、目の下のクマが和らいだり、目の疲れがとれたりといった事例は良くございます。

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